早口言葉ではありません。
8月5日の、ヤマハ発表会のプログラムに大きな問題を発見。
私は、第二部の三番目にベンチャーズを弾き、四番目で、Y森さんのバックで「いとしのエリー」を弾く。
それはよいのであるが、第二部のトップバッターが問題である。
N君である。
N君は、去年の発表会で彗星のように登場した、小学生ギタリストだ。
小柄なN君が、大きなエレキギターを抱えて、スティービー・レイボーンの難しい曲を、鮮やかに弾きまくる姿は、見ていても憎らしく、腹が立ってしかたがなかった。
そのN君が、第二部のトップに登場、二曲弾いた後に私が出る。
なんですか、これは?
小学生が弾きまくった後に、その子が生まれる前からヤマハでエレキギターを習っている私が出て、年季を感じさせる余裕たっぷりの演奏で客を酔わせ、うまいといってもやっぱり子供は子供、ヤマハで16年のキャリアは伊達じゃない、とうならせることを、ヤマハ当局は期待しているのであろうか。
どうもそういう良心的な出演順の決定ではなさそうに思えてならない。
邪悪な意図を感じる。
子供の後は損だ。
実は、今回のベンチャーズ、サイドギターをN君に頼もうと思っていたのである。
ところが、尊師に、「N君に食われるからやめなさい」と言われた。
なるほど!
で、あわてて方針変更、社会人のT君に頼んだといういきさつがあるのだ。
これでは、N君を外した意味がないではないか。
N君が弾きまくった後では、私がかすむ。
かすんだ私の後では、Y森さんが引き立つ。
割を食うのは私で、トクをするのはY森さんだ。
このプログラム、Y森さんの陰謀ではなかろうか。