朝日新聞奈良版。
3日未明、郡山署は、59歳男性Mと、54歳女性Sを、スイカ泥棒の現行犯で緊急逮捕した。
「未明に緊急逮捕!」と「スイカ泥棒」が、なんだかずれた感じがする。
盗まれた人には悪いが、読んだ時笑ってしまった。
すぐに、笑うべきことではないと反省して、顔をしかめて読み直した。
調べによれば、二人は、2日夜8時半ごろ、スイカ畑から、スイカ9個(約7千円相当)を盗んだ。
見回っていた畑の所有者が、スイカを積んだ怪しい軽自動車を発見、郡山署に通報。
署員数人が張り込んでいたところ、二人が現れたので逮捕した。
調べに対し、男は、「いっしょにスイカを食べたかった」と容疑を認めた。
一瞬、「かわいい!」と思ったが、二人の年を見て、「可愛くない!」と思った。
朝日新聞に聞きたい。
「いっしょにスイカを食べたかった」などという自白、警察発表を、そのまま信じて記事にしていいのか。
9個ですよ。
9個!
警察の発表を鵜呑みにせず、もう少し食らいついてもらいたい。
警察に食らいつかず、スイカに食らいつきながら記事を書いているのではないか。
この記事のすぐ上に、「酒気帯びの教諭停職五ヶ月」という見出し。
スイカ泥棒は実名報道だが、酒気帯び教諭は名前なし。
この差はどこから来るのであろうか。
被害のあるなしか。
何か基準があるんでしょうな。