若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

酒気帯び運転他

朝日新聞奈良版の記事。

大和高田市内で追突事故があった。
目撃証言から、市内の男性の車が割り出さた。
出頭を要請したところ、翌日、男は、車に乗って警察に出頭した。

早速出頭したのは神妙で、一件落着となるはずだったが、落着しなかった。
男は、酒を飲んでいたのだ。
追突の件は後回しで、とりあえず、酒気帯び運転で現行犯逮捕された。

警察にとっては、一粒で二度おいしい、グリコアーモンドチョコレートのような事件であった。
こういうのを、一挙両得というのだろうか。

それにしても、酒気帯び運転で警察に出頭するというのは、理解し難い。
人間とは何か。
改めて、深く考えさせられる。

きのう、会社の消火器を処分した。
小型から大型まで、35台あった。
大手消火器メーカーに依頼して、引き取ってもらった。

元気のいい若者がやってきた。
消火器を車に積み込むのを見ていて、あれ?と思った。
なんちゅうか、「消火器慣れ」していないように見えたのだ。
取り扱いが、「消火器の素人」である。

この人は、「経理」の人で、手が足りないので、回収に来たのだろうか。
積み終ってから、消火器について、技術的なことや、販売方法などについて質問したら、よどみなく、的確に答えた。
説明を聞いている分には、「消火器のプロ」である。

あちこちに回収に回っているとも言った。

「それにしたら、扱いが慣れてないように見えるね」
「はい。5月に入ったとこなんです」

5月入社で、これだけてきぱき説明できれば立派なものだ。
口は、2ヶ月足らずでなんとかなるもんだと感心した。
手は、そうはいかないようだ。

口のうまいヤツは要注意。

いや、この若者ではありませんよ。
半年もすれば、説明だけでなく、取り扱いでもプロになってると思う。
しかし、人それぞれ、得て不得手があるから、ひょっとすると、口は達者だけど手はイマイチ、ということもあるかもしれない。

誰ですか、ヤマハでの私を思い浮かべてるのは。