朝日新聞読者投稿欄。
記事と同じくらいヘンなのがある。
80歳の女性が、鳩山総理のお母さんに呼びかけている。
この人と総理のお母さんの大きな違いは、「あなたが多額の財産をお持ちで、その使い道に悩んでおられることではないでしょうか」と、総理のお母さんのふところと内面に遠慮なく踏み込んでいる。
悩んでます、との返事も待たず、この人は、「悩んでおられると思われる財産の使い道ですが・・・困窮しておられる人たちに寄付されたらいかがでしょうか」と提案している。
大きなお世話という以前に、この人は、想像力の貧困かありすぎかのどちらかですよ。
鳩山総理のお母さんの家に、トイレマジックリンが一億八千万本あるとか、カメノコタワシが三億個あるとか、タケダ漢方便秘薬が八千五百万個あるとかいうのなら、使い道に悩んでおられるでしょうから、寄付されてはどうですかと提案してもいいと思います。
カネは、いくらあっても邪魔になりませんよ。
私が千億円持ってても使い道には困らない。
というか、使わない!
定期貯金に置いとくだけでも、利息は、え〜っと、利息は、まあかなりになりますよ。ニンマリ。
そんなことはわかってて、意地悪いってるのかな。
終わりに、「あなたがよきお年を迎えられますことをお祈り致します」と書いているから、単なる軽い意地悪かもしれない。
他に、13歳の中学生の女の子が投稿してる。
タイトルが、「ミシュランは伝統にも目を」なので、グルメでメタボのおじさんかと思うが、女子中学生だ。
彼女は、今秋発売された「ミシュラン京都・大阪版」について批判している。
朝日新聞に、「日本の伝統や文化はあまり評価されていない」と書いてあるのを読んで、さみしく感じたというのだ。
「その国の土地や文化や伝統というものをきちんと評価した上で審査に臨んでもらいたい」と、えらそうなことを言ってる。
「土地」というのがちょっとわからんが、まあ、えらそうだと思う。
朝日新聞に書いてあることを鵜呑みにしなさんなと言いたい。
自分で、ミシュランガイド片手に、京、大阪の料理店を食べ歩いてから言うべきだ。
女子中学生が、ミシュランガイド片手に盛り場を歩いていたら、「お嬢さん、私が案内してあげましょう」というヘンなおじさんが現れるかもしれない。
見知ゅらんガイドは信用しない方がいいと言いたい。