今日は、カルチャーセンター人物画教室。
きのうの「受験生とともに」から、一転、「60代70代80代のおばさまたちとともに」絵を描く。
海外旅行国内旅行美術館めぐり食べ歩きなど、元気のいい話から、足が痛い手が痛い腰が痛い夫が入院というような話まで、いろいろです。
皆さん、介護は一通り経験済みですし、ご主人をなくした方も何人もいる。
しばらく休んでた女性Aさんが久しぶりに姿を見せた。
皆から、歓迎され、今までとちがう髪型やファッションをほめられて、うれしそうである。
「やっぱり出てこんとあかんねえ。ウチにおってもそんなこと言うてくれる人ないもん」
予備校とちがってにぎやかなもんです。
この教室は、先生が二人。
もともとの先生が高齢のため、助手として若先生が一週おきに来る。
若先生といっても、私より少し下くらいかな。
この先生は、かなり美大進学成績優秀な予備校を主宰している。
今日、時間が終って帰るとき、若先生がおばさまたちに向かって、にやっと笑って言いました。
「だーれも、バレンタインチョコくれへんかったなあ」
まあ、しゃーないでしょう。
予備校とカルチャーセンターと、ノリがちがいますよ。