きのうは、カルチャーセンター人物画教室の先生の個展に行きました。
88歳になられた先生の近作にならんで、40年前のペン画が並んでました。
ヨーロッパ旅行された際の風景スケッチです。
40代半ばの先生の作品、すばらしかったです。
力強さにしみじみしてしまった。
力強い作品を見てしみじみするのもヘンですが。
「40年前」という、時の流れにしみじみしたのかな。
画廊におられた奥様がスケッチを指して、「このころは手が勝手に動いた時代ですね」とおっしゃいました。
油の乗り切った時代の作品なんですね。
私がカルチャーセンターに通いだした頃、先生が、何の話をしてるときだったか、「油絵は、60までですな」と言われたことがあります。
「え!先生、私、60過ぎてますが、これからと思ってるんですけど」
「あはは、まあ、がんばっとくなはれ」
この会話も、しみじみと思い出されます。
急に秋めいたんで、しみじみするんでしょうか。