孫のあきらくん像、完成です。
はやいです。
カルチャーセンターの男性Mさんは、じっくり描くタイプで、仕上がるのは年2点ほどだそうです。
うらやましいです。
作品がそれほどたまらない。
油絵というのはかさばるので、あまりい趣味とは言えませんよ。
かさばらないという点では、俳句や短歌が理想的だと思います。
私の友人たちには、本格的アマチュア画家がいますが、作品は倉庫を借りたりして保管してるようです。
プロの画家ともなると大変だと思います。
どんどん売れる人なんかほとんどいないですから。
ある絵描きさんが、息子に、「死ぬ前に絵を処分してくれよ」と言われて、返事しなかったというのを読んだことがあります。
80過ぎた女流画家が、そう言われる前にと、自分で作品を切り裂いてるのをテレビで見ました。
どうせそんなことだろうと、東京芸大油絵科を出て以来、一枚も描かなかった人もいました。
私は、これからたまる一方です。
孫を見ると燃えるので困ります。
よし!
この可愛らしさを世界の人々に訴えよう!
国連総会でもIOC総会でも訴えたい!
カルチャーセンターのモデルさんではこうはいきません。
残念ながらというか失礼ながらというか気の毒ながらというか、燃えない。
過去五年、裸婦からサリー姿からフラメンコ、バレエ、浴衣、いろいろ描いたけど燃えない。
孫だけでなく、家族モデルだと燃えるのでどんどんたまる。
残されたら困るでしょうな。
もう少ししたらどうするか考えます。
そんなことをふだん考えてるわけじゃないけど、きのうこんな夢を見ました。
次女が私に、いつまで絵を描くの?と聞くんです。
はりきって、「まだまだどんどん描くよ!」
「ふ〜ん。もう、やめたら。誰も喜んでないし」
「いや、誰に喜んでもらうつもりじゃなく、自分の楽しみのために描いてるんだから!」
夢の中で、努めて明るくふるまうケナゲな私であった。
そういえば、最近こんな夢も見ました。
過去二回個展を開いた画廊からハガキが来たんです。
来年、またその画廊でやる予定で、すでに予約してます。
なんのお知らせかなと思ったら、「廃業のお知らせ」だったんです。
どういう夢判断をすればいいのか迷う夢であった。