きのは、ゆう君の生誕一ヶ月記念セールじゃなかった、記念入浴を行った。
これまでのベビーバスから、若草邸大浴場総檜作り元湯源泉掛け流し露天ジャングル風呂(通称「男前の湯」)に御入湯である。
生まれてすぐは、ベビーバスでも余裕であった。
ところが、すくすく育って、ベビーバスだと頭がつかえるようになった。
きゅうくつそうに湯につかっている様子は、巨大新生児という感じである。
で、ベビーバス卒業ということになったのである。
もちろん、私が入れました。
寝ているゆう君を風呂に入れたのであるが、ずーっと気持ち良さそうに眠り続けていた。
初入浴の初石鹸であったが、石鹸で頭を洗おうが、お尻を洗おうが、眠り続けていた。
風呂に入れたら、ベビーバスでは巨大新生児と思えたゆう君が、ごくふつうサイズの新生児であることがよくわかった。
ぷかぷかと気持ち良さそうに眠ったまま浮かんでいた。
湯の中を、前後左右に動かしてみたが、完全脱力心身浮遊、今この身に何が起ころうと私の責任じゃありません、ぜ〜んぶあんたに責任とってもらいまっせ的やすらかさであった。
風呂から出ても、気持ち良さそうに眠っていた。
これだけ読むと、手のかからない良い子のように思えるかもしれないが、もちろんそんなあまいもんではない。
きたえられております。