本を買うのにアマゾンを利用することが多いです。
美術関連の洋書を買うことがありますが、実に不思議です。
日本にいて、注文した洋書がすぐ届く。
これ、どういうこと?
アマゾン以前の「本屋に注文」の時代なら、日本の本でも忘れたころに届くことがよくありました。
「システム」というやつなんでしょうね。
日本の本の流通は、忘れたころに届くシステムだった。
時代遅れの不思議なシステムだった。
それを、アマゾンの人かどこの人か知らんが、変えたんですね。
注文したのは、印象派の画家、ギュスターブ・カイユボットのことを書いた洋書です。
アマゾンジャパンで6595円でした。
古本を見たら2871円でした。
古本の発送元は、シカゴの本屋さんです。
送料250円。
新しいのを買ったら6595円。
古本はシカゴから送ってきて送料ともで3121円。
古本を買おう!
注文したらすぐシカゴの本屋さんから「受注しました」というメールが来ました。
英語と日本語で書いてあります。
日本語のほうはちょっとヘンです。
「最近の本の購入いただき再びありがとうございます。只今ご注文を受けましたばかりで今すぐ出荷し始めるところであるということを通知します」
英語の方は、ヘンかどうか判断する力はありません。
日本から注文が来たら日本語で受注通知、韓国から来たらハングルで?
すごいです。
5月24日に発注して、今日届きました。
はやい!
立派なもんだと思います。
人類の英知と善意の結晶ではないでしょうか。
宛名は、住所氏名、漢字です。
これも立派です。
アマゾンUSAだと、同じ古本は1000円くらいです。
が、USAに注文する勇気はありません。
情けないです。
さて、届いた本を開いてがっくり。
字が小さい!
読む気がなくなりました。
私は、英語力には問題ないんですが、視力に問題があるんです。
残念です。