きのう、ゆうちゃんと公園に行きました。
公園には、さなちゃんとママが来てました。
久しぶりです。
さなちゃんは、はなちゃんと同じ2歳の女の子。
時々はなちゃんといっしょに遊びました。
さなちゃんのママは、いつも地べたに座って足を投げ出してるので、遠くからでもすぐわかります。
しばらくいっしょに遊びました、といいたいとこですが、もちろんゆうちゃんにはムリです。
ゆうちゃんがさなちゃんのまわりをうろちょろしてただけです。
わいわい子供の声が聞こえてきました。
近くのマンションにある保育園の子供たちが時々公園に来るんです。
2歳から4歳くらいの10人ほど。
たくましい集団です。
先生に連れられて子供たちががやがやとやってくるのを見たさなちゃんが言いました。
「さあ!悪いのが来たぞ〜!」
私はずっこけながら、「さなちゃん!そんなこと言ったら、ママがいつも言ってるみたいでしょ!」
ママもゲラゲラ笑いながら、「言ってません!ママはそんなこと言ってません!」
子供の前でうかつなことは言えませんね。
今日はカルチャーセンター人物画教室。
近鉄の改札口を入ろうとしたら、向こうの方でなにかしてる。
70代と思える女性がゴミ箱に空き缶を捨てているところでした。
手提げ袋からごそごそ出して捨てるのをなんとなく見てたんですが、ひとつ、ふたつ、みっつ、次々に捨てる。
電車に乗るついでに、家にあった空き缶を持ってきて捨ててるんでしょうか。
いつつ、むっつと捨ててから、エスカレーターでホームに上がって行きました。
私も彼女の後を追うように、いや、追ったわけじゃないんですが、追うようにエスカレーターでホームに上がりました。
なんと!
その女性は、ホームの空き缶入れにも、手提げ袋から次々と空き缶を出して捨ててました。
上品そうな女性でした。
帰りのバスで。
私は最近30号のキャンバスを持っていって描いてます。
かなり大きいです。
畳の三分の二くらいかな。
バスに揺られてると、キャンバスをポンポンたたく。
誰じゃ、と思って、見ると80代と思える女性がにこにこと、「これ、100号ですね」
「いえ、30号です」
「え!?30号?100号でしょ!」
「い、いや、30号ですよ」
「え〜!これ、30号ですか?主人が昔油絵を描いてましてね、100号を描いてたことがあるんです。これ、100号じゃないんですか?」
「100号は、畳一枚半くらいありますよ」
「は〜、じゃあ、持って歩けませんね」
「そうですねえ」
張り切って100号に絵筆をふるう若き日のご主人を思い起こされたんでしょうね。
100号でなくて残念でした。