今日はカルチャーセンター人物画教室。
駅で、熟年女性二人がばったり。
「おたくのおじいちゃん、亡くなったんだって」
「そうなの」
「びっくりしたわあ!お元気だったのに」
「どこも悪いとこはなかったんだけど、99歳だったからねえ」
地下鉄の駅で、教室の先輩女性Tさんとばったり。
足が悪くて、やっとの思いで教室に来ている。
以前から、地下鉄から教室への階段が上り下りできなくなったら、あきらめるといってました。
教室が新しいビルに移って、階段なしで行けるようになったので、一安心、と言いたいけど、歩くだけで辛そうです。
足を引きずりながら、私に、「あんたはまだまだ若いんやから、がんばってね」
今日、教室では、先生の88歳の誕生日のお祝い。
若き生徒たちの拍手を受けて、仙人のような先生は、にこにこしておられました。
先生は、2月に仕事で東京に行かれました。
国会議員の肖像画を描かれたそうです。
バリバリの現役ですよ。
先生は私の絵を見て、「若草はん、キャンバスをモデルさんの横に置いてみなはれ。横に置いて、モデルさんと絵を見比べてみはったらよろし」
ポーズをとるモデルさんの横に置いてみました。
「ほら、胸の線がちがいまっしゃろ。肩と腰もちょとちがいますな。そこらを変えはったら、うまいこといきまっしゃろ」
先生から見ると、私なんか、若い頼りない生徒なんでしょうな。ヽ(*´∀`)ノ