若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

1円

1円というのをあまり意識しませんでした。

アマゾンで古本を買うようになって、意識するようになりました。
1円で売りに出てる本があるのに驚きました。

送料でもうけてるという話を聞きました。
それにしても「1円」は衝撃です。

初めて「1円」の本を注文したときは、おそるおそるというか、こわいもの見たさというか、まあ、そんな感じでした。

ふつうの古本が来ました。
以来、時々注文してます。

なれてきましたが、やはり「1円」はひっかかる。
「最低」ですからね。
これ以下はない。

子供のころ、近所の駄菓子屋で、えびせんべいが1枚50銭でした。
「50銭」が通用してたわけではなく、2枚で1円でした。

私にとって、それ以来の1円復活です。

『近代日本画の人脈』を買いました。
近代日本画の人脈には興味なかったけど、1円だったので、何のためらいもなく買いました。

1000円だったら買わなかったかな。

1円だからと言って、ボロボロでぐちゃぐちゃの本が届くわけではない。
ふつうの古本です。

ふつうの古本でしたが、腹が立った。

字が小さい!

40年前は、こんな小さな字が許されていたんだとしみじみしました。
1円でしみじみできてラッキーであった。