「父の日」を忘れてました。
日曜に長女がゆうちゃんを連れてやってきて、料理の本をくれました。
「男の料理」というような本です。
はは〜ん。
「餃子」と「ネギ塩グリルチキン」くらいしか作らない私をムチ打って、一人前の主夫じゃなかったシェフに仕立て上げようというのか。
本を手渡す時、「父の日」がどうのこうのと言ったのは耳に入りました。
なんのことかわからないまま聞き流してました。
その夜、息子のお嫁さんから、「父の日メール」が入って、ああ「父の日」かと気づいたのであった。
今や立派に「父」を卒業して「祖父」になった私は、孫であるはなちゃん、ことちゃんの顔を見に、きのう神戸に行ったのであった。
私の神戸行について、妙なうわさが広まっているようです。
こないだ、はなちゃんことちゃんの東京のおばあちゃんから我が家に電話があった。
電話に出た私に、「毎週神戸に行ってらっしゃるんですね」と言われたので非常な違和感を覚えた。
そういう言い方をされると、まるで私が足しげくひんぱんにしょっちゅう定期的にとるものもとりあえずジジバカ丸出しで通いづめに通っているように聞こえるではないか。
ちがいますよ。
週一度だけしか行ってませんよ。
さて、たった週に一度の訪問であるが、きのうマンションのドアを開けると、はなちゃんのようすがおかしい。
ほっぺたに涙のあとが光ってる。
大泣きした後のようである。
涙もふかずに白い大きな袋を持ってきて、「おじいちゃんのプレゼント」と言います。
「父の日」のプレゼントのTシャツでした。
はなちゃんの涙の訳はこのTシャツプレゼントだったんです。
はなちゃんは、「パパのTシャツ」と思ってた。
ところが、ママが「これはおじいちゃんへプレゼント」と言ったので大泣きになったそうです。
恐縮です。
さて、機嫌をなおしたと言うかTシャツのことなど忘れたはなちゃんが歌を歌いだした。
私もまねして歌うと、「おじいちゃん、歌ったらダメ!」とこわい顔をする。
また歌うので、またマネ。
「んも〜〜!おじいちゃん、歌ったらダメ!」
また歌うので、またマネ。
「んも〜〜!おじいちゃん、歌ったらダメ!」
かわいい!(*^_^*)
また歌うのでまたマネしたら、
「んも〜〜!やだ〜おじいちゃん!」
???「やだ〜おじいちゃん!」???
どこでおぼえたん?
私が「父」を卒業したように、はなちゃんは「乳幼児」を卒業して「女子」になっていくんだな。