神戸へ行きました。
私がコートを脱ぐと、私のシャツをじ〜〜〜っと見ていたはなちゃんが言いました。
「おじいちゃん、今日はチェックやねえ」
そ、そうです。(-_-;)
先週はストライプだったなあ・・・来週は花柄にしようか。
3歳女児孫のファッションチェックにタジタジとなるおじいちゃんであった。
久しぶりに、はなちゃんのお絵かきを見よう。
ノートと色鉛筆を用意して、はなちゃんに描いてもらう。
「はなちゃん、何か描いてよ」
「う〜ん、なに描こうかな」
「はなちゃんを描いてみて」
「ムリ」
あっさり、「ムリ」というのが3歳児らしくないクールさで、かっこいいと思いました。
おじいちゃんも描いてというので、適当に描く。
男の子らしきものを描きました。
「おじいちゃん、これなに?」
「これはねえ・・・ちびくろサンボ!」
家内が先週「ちびくろサンボ」の絵本を持ってきてるんです。
けっこう気に入ってるということなので、適当に描いた男の子を「ちびくろサンボ」ということにしました。
紫の色鉛筆で描きました。
するとはなちゃんが、「ちびくろサンボは、これでしょ!」と言って、黒の色鉛筆を突きつけました。
そうですね。
ちびくろサンボは紫ではありませんね。
あわてて塗りなおす。
これでよし、と思ったら、はなちゃんが、「ちびくろサンボは、赤い服でしょ。ズボンは青でしょ。靴は、赤と紫でしょ。眉毛はないでしょ。口は赤いでしょ!」と矢継ぎ早に指摘する。
ほんまかいな、と思って絵本を見たら、すべて花ちゃんの言うとおりでした。
いやあ、3歳児の記憶力、すばらしいですね。
あわてて、はなちゃんの指示通りに訂正。
お!一箇所、はなちゃんが指摘してないとこがあった。
髪の毛です。
私は丸坊主に描いたんですが、絵本のちびくろサンボは、チリチリのアフロヘアーです。
これには気づかなかったようです。
よっしゃあ!
はなちゃん!髪の毛はこうでしょ!と勝ち誇ったように言って描き直しました。
3歳児の孫に負けん気を出してもしゃ〜ないですが、まあ、言われっぱなしもアレなんで・・・。
私が、ちびくろサンボをアフロヘアーに変えたのをじ〜っと見ていたはなちゃんが言いました。
「ことちゃんみたいやねえ」
た、たしかに・・・。(-_-;)
↓①拙作、ちびくろサンボ、髪型変更前、変更後。
②ことちゃん、オリジナルへアー。