今日は神戸に行きました。
はなちゃんは、幼稚園でかなりつかれるらしく、帰ってきて昼ごはんを食べるとすぐ昼寝です。
初めての集団生活で、精神的につかれるんでしょうね。
今日、先生からの報告で、はなちゃんが絵本を読んでたら、男の子が来て、勝手にページをめくったそうです。
そのときはなちゃんは、あわてずさわがず、落ち着き払った態度で男の子をにらみつけると、「だめでしょう！！」と、教室中静まり返るような大声で一喝したそうです。
立派なもんだと、先生はほめてくださったそうです。
私もえらいと思いました。
はなちゃんが昼寝してる間に、ことちゃんと公園に行きました。
幼稚園年中さんという男の子が、砂遊びをしてました。
アンパンマンンの顔の形のプラスチック容器に砂を詰めて、カパッと地面に押し付けました。
アンパンマンの顔ができるんですね。
むぎゅ〜〜〜〜〜！と押さえつけてる。
むぎゅ〜〜〜〜〜〜〜！と押さえ続けてる。
顔を真っ赤にして押さえ続けてる。
実に真剣である。
そして、私の顔を見て、「きれいにできてるかな？ぐちゃぐちゃかな？」と心配そうに言う。
「きっときれいにできてるよ」と無責任に答えました。
男の子はなおも、「きれいにできてるかな？ぐちゃぐちゃかな？」言いながら手を離さない。
アンパンマンの顔がきれいにできてるかぐちゃぐちゃか、人生の一大事というか、世界の大問題という感じである。
「きれいにできてるかな！ぐちゃぐちゃかな？」
ブツブツ言いながら、エンエンと押さえ続けてる。
やっと決心がついたようで、さっと容器を持ち上げた。
ジャ〜〜〜ン！
男の子は、飛び上がって、「やった〜〜〜〜！」と叫びました。
「やったやった〜〜！」
ぴょんぴょん飛び跳ねて大喜びです。
私も、まあ、きれいにできたと言っていいんじゃないかと思いました。
砂でできたアンパンマンの顔をじっと見ながら、男の子はしみじみとした口調で言いました。
「3歳の時はぐちゃぐちゃやったけど、4歳になってきれいにできた」
そ、そーだったのか！
4歳になって、初めてアンパンマンの顔がきれいにできたのか！
おめでとう！
「やったね！さすが4歳やね！」
男の子は非常に満足そうであった。
我がことのようにうれしかったです。
そのあとが大変であった。
男の子の4歳の記念の一大傑作を、ことちゃんがつぶそうとするんです。
防ぐのに必死で、つかれました。(-_-;)
