ゆうちゃんの「知らん!」続報。
ゆうちゃんは、ウチの息子のお嫁さん、ひでみさんが大好きです。
来てくれると、足を踏み鳴らして喜びます。
狂喜乱舞という感じです。
ところがです。
きのう、ひでみさんが、ゆうちゃん宅を訪問したときのこと。
ドアを開けたら、ゆうちゃんが出てきた。
「ゆうちゃん、こんにちは!」
「知ら〜〜ん!」
ひでみさんに対して「知ら〜〜ん!」とは、かなりの重症ですよ。
谷深ければ山高し。
これを乗り越えれば、ゆうちゃんはとっても素直な男の子になると思うのである。
夜、この日記でもお馴染みの額縁屋さんが、額縁の見本を持ってきてくれました。
↓この絵を入れる額です。
モデルはひでみさん。
例によって、額縁屋さんは非常に熱心である。
いろいろ考えてくれる。
顔の色に合わせるのか、バックの色に合わせるのか。
豪華な方がいいのか、落ち着いた感じがいいのか。
和服であることを意識するのか。
肖像画であることを意識するのか。
こういうことを考慮に入れて、6種類の額縁と、4種類のマット(絵と額縁の間にくる部分)を持ってきてくれた。
組み合わせとしては、え〜っと、かなりのもんですよ。
さて、例によって、堂々巡りが始まるのである。
「顔の色に合わせて、これにしようかな」
「それだとバックの色とちょっと合わない気がしますねえ」
「じゃあ、こっちかな?」
「それだと顔の色が浮いてきますし」
「じゃあ、そっち?」
「う〜ん、正直、ちょっと派手かなと」
「なら、これ?」
「さびしい感じでもいいとおっしゃるなら、まあ、それでもいいんですが、う〜ん・・・」
「やっぱり、顔に合わせてこれかな」
「それだと、バックにもう少し暖色系を入れていただいた方が・・・」
1時間ほどぐるぐる回りして、結局豪華に見える額を選びました。