ウチの「孫部屋」二部屋に遊具がたくさんあります。
非常にたくさんある。
「小物」が多くて「大物」はひとつ。
「ジャングルジム」と「すべり台」と「ブランコ」が一体になったもので、ブランコの上部に「クマのプーさん」の顔がにっこり笑ってます。
プラスチック製で組み立て式です。
ゆうちゃんのために買ったんだから10年ほどになる。
はなちゃん、ゆうちゃん、ことちゃん、あきらくん、しょうちゃん、みいちゃんが遊んだ。
皆さんぼつぼつ「卒業」です。
で処分することにしました。
これだけじゃなくて我が家の何度目かの「整理」の一環です。
処分しても処分してもまだ処分。
今回の大物は「サイドボード」「座敷机」、そして今回の目玉は私の絵です。
自作の絵はこれまでも処分してきましたが今回大々的に処分。
豪華額縁も処分。
大きな絵はどうしようもない。
孫たちを描いた絵は捨てにくいけど一気に処分。
なじみの業者さんに頼みました。
この業者さんは、自治会の古紙回収、公民館分館の不用品処理なども頼んでて公私共にお世話になってます。
社長といつものおやじさんが来た。
「ジャングルジム」を見るなり、社長が「これ、ウチの孫にちょうどええなあ」と言った。
それはよかった!
孫ができたところだそうです。
あとで来た社員さんが「ジャングルジム」を見て、「社長!これ、孫にちょうどええやん!」と言った。
「今、そう言うてたとこや」
「ジャングルジム」をばらしながら社長はなんども「ネジ、なくしたらあかんぞ」と言ってた。
二人でていねいにばらしてました。
この「ジャングルジム」は私が組み立てたんですが、ばらし方がわからない。
どうやって組み立てたかまったく記憶がない。
二人にまかせました。
豪華額縁に入った私の力作労作模写、コローの『青い服の婦人』、モネの風景画は社長はちらっと見ただけでノーコメントでさっさとトラックに積み込みました。
まあ「ジャングルジム」に使い道があっただけでもよかったではないかと自分を慰めるほかないのであろうがそんなもん慰めにはならんのであった。