夏です。
高校野球です。
小学生のころは、私も人並みの野球少年でした。
何年生の時だったか、夏の甲子園が始まると同時に、近所のMさん宅に「貸テレビ」が来た。
「貸テレビ」って、あったんですよね。
ボクシングの世界選手権、パスカル・ペレス対矢尾板戦てなときに、借りるんですな。
Mさん宅に上がり込んで、夏の甲子園を見せてもらいました。
「高校野球」は、私にとって、長らく「お兄さん」がするものでした。
お兄さん達が頑張ってるな。
ボクも頑張ろう。
高校生になったとき、高校野球が同じ年のヤツがするものだと気づいて、ヘンな感じでした。
小学生のころの、一番古い記憶は、大阪代表、浪商の坂崎選手かな。
後に巨人に入った選手です。
甲子園で大活躍したと思いますが、はっきりとはおぼえてません。
はっきりとおぼえてるのは、坂崎選手たちが「日本高校野球選抜チーム」としてハワイに行ったことです。
ハワイでの試合が、ラジオで放送されたんです。
当時の海外からのラジオ放送は、雑音まじりで、音が大きくなったり小さくなったりしました。
なぜでしょう。
いかいも「海外!」という感じでよかったです。
そのとき、現地のアナウンサーが、坂崎選手のことを、「サカジャ〜キ〜!」といったのをはっきりおぼえてるんです。
「サカジャ〜キ〜」といったのだから、現地のアナウンサーですね。
英語の放送だったんでしょう。
ハワイのラジオ放送を日本でそのまま流したんでしょうか。
う〜ん・・・「サカジャ〜キ〜!」しかおぼえてないんですよ。