若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

川上哲治さん

プロ野球巨人軍の川上哲治さんがなくなりました。

私くらいの年齢の男性にとっては、記憶に残る人じゃないでしょうか。
なにしろ、「野球の神様」といわれてたんですから。

私は、小学3年生のときに野球を始めたんですが、同じクラスで一番野球がうまかった竹村くんが巨人ファンで川上ファンだったので、私も巨人ファンで川上ファンになりました。

私の出席番号が川上選手の背番号と同じ16番だったというのが大変うれしかった。

で、野球ファンでも巨人ファンでもなくなった今でも、野球選手といえば川上です。
というか、野球といえば川上です。

新聞の訃報欄を見てちょっと意外だったのは、私が知ってるのは川上選手の引退前の数年なんですね。
それでこれだけ強烈な印象が残ってるんですから、野球少年おそるべし。

「野球の神様」「ボールが止まって見えた」というのと、「テキサスの哲」というのも当時よく目にしました。

「テキサス」とはなにか。
少年雑誌の付録の「野球百科事典」で調べました。

「テキサス安打」というのは、アメリカ地方野球テキサスリーグ出身の打者が打つ、フラフラ飛ぶ情けないヒットのことだと書いてありました。

弾丸ライナー」で有名だった川上選手が、全盛期を過ぎて、ふらりと上がる情けないヒットをよく打つようになったことから付いたニックネームだったんですね。

私が知ってるのはこういう時期の川上選手です。

それなのに、野球は川上。
不思議である。