若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

少年野球

きのう、久しぶりで野球中継を見た。
巨人対阪神戦。

「夏休み特別企画」というのか、選手たちの子供時代の写真を紹介してた。
かわいいユニフォーム姿が微笑ましい。

選手たちのコメントつきである。

「野球ばかりしてました」

そうでしょうね。
プロ野球選手になったのだから、野球ばかりしてた少年たちの中のエリート中のエリートだ。

お父さんが少年野球のコーチだったという人もいるし、そうでなくても父親に熱心に指導されたという人も多いようだ。
選手の写真とコメントで、放送席が楽しく盛り上がってたら、解説の一人、元巨人の桑田さんが、「熱心に指導するのはいいけれど、怒鳴るなぐるはやめてほしい」と言い出した。

「怒鳴るなぐるの時代じゃない」
「試合に負けたからといって、罰ゲームみたいなえげつないトレーニングをさせるな」

真剣に訴えていた。
せっかくのかわいいユニフォーム姿が台無しになるような話だが、訴えずにいられなかったんでしょうね。

桑田さんは、前に新聞でも同じ趣旨のことを訴えていた。
よほどいやな思いをしたんでしょう。

その点、私なんか野球にいやな思いなんか一つもない。
まあ、野球をしてたうちには入らんでしょうが。
勝手に集まってバットとボールで遊んでただけ。

同級生のAくんのお父さんが、これまた勝手に指導しに来たことがあったけど、それだけでも迷惑であった。

「おっちゃん、ほっといてちょーだい」という感じであった。

おっちゃんがそれほど熱心でなく、それほどヒマでもなかったので、「勝手指導」も一日か二日だけだったのは我々にとって幸いであった。