C・V・ウエッジウッド著『THE KING'S PEACE』を読み終わりました。
というか、読み飛ばしました。
500ページもある英語の本だから、読み飛ばすのも大変です。
清教徒革命で首をちょんぎられたイギリスの王様チャールズ一世の話です。
のんきな困った王様です。
チャールズ一世には悪いけど、これを読んだだけで、「王制はダメだ!」と思いました。
「王制はダメだ!」とわかっただけでもこれを読んだ値打ちがあると思いました。
1641年、イギリスが内戦に突入する直前の大変な時期です。
その大変な時期に、アイルランドで大規模な反乱が発生したという急報が届いた時、王様が大好きなゴルフを楽しんでたというのにはかっくんとなってしまった。
日本で言えば、徳川三代将軍家光が、島原の乱の知らせを聞いたときゴルフをしてたというような話です。
家光のゴルフよりチャールズ一世のゴルフの方が許せるかな。