バート・ランカスター主演、1952年のアメリカ映画「真紅の盗賊」のDVDを買いました。
なぜそんな古い映画を見る気になったのか。
450円だったから、というのはあります。
2000円なら買ってない。
しかし、450円ならどんな映画でも見るというわけじゃありません。
この映画は、私が子供の頃、父に連れられて見に行った映画です。
で、450円ということで見る気になった。
この映画、どういうわけか、私の記憶に強く残ってるんです。
ただし、タイトルは「真紅の海賊」だと思ってました。
原題「THE CRIMSON PIRATES」がなぜ、「真紅の盗賊」になるんでしょうか。
「パイレーツ」と来たら、ふつう「海賊」だと思うんですが。
どうでもいいけどナゾである。
私は、この映画のいろんな場面をおぼえてるような気がしてたんです。
今回見て、海賊船で、海賊が暴れまわるシーンをおぼえてるような気がしましたが、ちがうかもしれない。
ほかの映画で見た海賊船の場面とごっちゃになってるかもしれない。
ただ、ひとつだけ、はっきりおぼえてたと言えるシーンがありました。
海賊船の船長のバート・ランカスターと手下のふたりが、兵隊に追われて逃げ回り、ゴミを入れる樽に隠れるんです。
その樽には、腐った魚がぎっしり詰まってる。
兵士たちが行ってしまったあとで、船長と手下が樽から魚まみれで顔を出す。
そのシーンははっきりおぼえてました。
10歳くらいの私にとって、よほど強烈な場面だったんですな。
これを確認できただけでも450円払った値打ちはあると思いましたが、皆様におすすめできるかとなると、う〜ん・・・。