このところ、気合について考えてます。
乗馬クラブで、食事中の馬を連れ出す時の気合です。
食事中の馬を連れ出すのに四苦八苦してました。
というか、あきらめてました。
引けども押せども動いてくれない。
で、食事がすむのを待って、連れ出してました。
先日、食べ始めたばかりで、待っていたら時間に間に合いそうにないので、指導員に連れ出してほしいと頼んだら、苦もなく連れ出してくれました。
「若草さんは気合が入ってないんです」と言われました。
心外であった。
次の週、気合いを入れ直してやってみたら、すんなりと動いてくれました。
以後、ずっとすんなりでした。
そして、きのうです。
気合満々で食事中の馬に近寄ったら、なんと、手を触れるより先に、馬が首を上げてくれたんです。
近づいただけで。
なんということであろうか。
アウンの呼吸というやつでしょうか。
気が合ったんでしょうか。
合気道でしょうか。
不思議である。
別の馬が、馬小屋でヒヒ〜〜ンと鳴いてました。
何度も鳴くのでどうしたのかと思ったら、さびしがってるんだそうです。
この馬は、両隣の馬がいなくなると、さびしがって鳴くんだそうです。
お隣さんは、別にいいとこに行ったわけじゃないですよ。
物見遊山じゃない。
お食事でも温泉でもない。
お仕事です。
さびしがることないと思うんですが、さびしがるそうです。
これも不思議である。