若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

初宮参り

きょうは、しょうたろうくんの初宮参りでした。

ウチの行きつけの神社、と言っていいのかどうかわかりません。
どう言えばいいのであろうか。

ウチは氏子ではないんです。
二十年ほど前に引っ越してきて、ウチは神道なので、近くといえば近くのこの神社に祭り事をお願いしてきました。

顔なじみの神主さんです。

ゆうちゃん、あきらくんの時と同じ式次第であった。
しょうたろうくんの顔の上で鈴を振って鳴らすんですが、ゆうちゃんやあきらくんの時より長く鳴らしたように思いました。

神主さんが、しょうたろうくんのおでこに、「大」という字を書きました。
いやがって泣きました。

なぜ「大」という字を書くのであろうか。
女の子は「小」です。

地方によってちがうようです。

「犬」と書く地方もあるそうです。
犬の子は良く育つからだそうです。

犬の子が良く育つから、人間の赤ちゃんのおでこに「犬」と書こう!というのは、いささか乱暴で、いささか強引で、いささか短絡的で、いささか単純であると思う。

しかし、むかしむかしの乳幼児死亡率が高かった時代には、乱暴であろうが単純であろうが、赤ちゃんのおでこに「犬」と書きたくなった気持ちもわかるような気もしないでもない。

それはいいけど、「大」と書くのはどうでしょう。

どこかで赤ちゃんのおでこに「犬」と書いてあるのを見た人が、これはおしゃれだと思ったのはいいけど、まちがって「大」と書いちゃった。

それが男の子であった。
男の子のおでこに「大」と書いてあるのを見た頭のいい人が、これはおしゃれだと思ったのはいいけれど、女の子なら「小」だろうと推理を働かせちゃった。

こういうことかもしれない。
ちがうかもしれない。

どっちでもいいと思う人が多いので、今日まで続いているのであろう。

しょうたろうくんも、「犬」と書かれようが「大」であろうが「小」であろうが、どうでもいいというような顔をしてました。

↓「犬でも大でもいいから早くして!」と泣くしょうちゃん。