3歳児ゆうちゃんのママの報告。
ゆうちゃんが、こう言ったそうです。
「ボク、ママといっしょだと泣くから、一人のほうがいいの」
う〜む。
たしかに、ゆうちゃんは、ママといると強くなるというか弱くなるというか、一人でいるときのほうがおりこうちゃんです。
ママという存在は巨大ですね。
初孫はなちゃんのとき、痛感しました。
私といっしょに公園に行ったときはお友達と話す声が小さい。
ママがいっしょだと大きくなる。
これには感心しました。
それにしても、天下御免の3歳児、暴れん坊将軍、ニコニコ突撃隊長ゆうちゃんが、こういう哲学的というか児童心理学的というか内省的というか、どう言えばいいのかわからんようなことを言うようになったかと思うと感無量ですね。
ゆうちゃん、暴れん坊将軍の座を、弟である11ヶ月児あきらくんに譲って、大御所として余生を過ごすのかな。
いや、まだ早いな。
もう一つ、ママの報告。
従兄弟のかんたくんを交えての話です。
ゆうちゃん3歳、かんたくん1歳、あきらくん11ヶ月という、微妙なお年頃です。
「ゆうちゃんのイス」があります。
ベビーチェアです
ふだん、ゆうちゃんは、あきらくんがこのイスにすわるのを許さない。
「ボクのイス」だから、まあしかたがない。
で、きのう、かんたくんがこのイスにすわろうとした。
当然許さない。
「ダメ!」
かんたくんは1歳児だから、あきらめるというか、こだわりはない。
そのうち、あきらくんの食事の時間になって、あきらくんをすわらせた。
いつもなら怒ってすわらせないゆうちゃんが衝撃の発言。
「かんたくん、すわったらあかんで!あきらくんがすわってるからね!」
ガ〜〜〜ン!
これを、「身びいき」「血はきたない」と思う人あるかもしれんが、私はゆうちゃんの成長に感激しました。
微妙な人間関係を認識しているというか、社会性を身につけたというか、三角関係を処理するスキルを獲得したというか、まあ、エラいと思いました。