きのうは、ゆう君の初宮参りでした。
ついこのあいだ、パパとママとしての初宮参りだったのが、今回はじいちゃんばあちゃんとしての初宮参りで、感激もひとしおということはなかったです。
パパでもじいちゃんでも似たようなもんです。
ウチの長女の初宮参りは、当時のばあちゃんが好きだった、よくはやる有名神社でしました。
有名神社だけに、「初宮参り」も「その他宮参り」もいっしょくたで、感じ悪かった。
「お供え」をはずめば「単独初宮参り」になったのかもしれませんが。
で、次女と息子は、近所の、はやらない「氏神様」で初宮参りをしたのですが、神主さんがいかにも「学生アルバイト」風で感じ悪かった。
感じは悪かったけど、はやらない神社のわびしい拝殿で、学生アルバイト風の神主さんの祝詞を聞いてると、世の中の厳しさというようなものを肌身で感じて心が引き締まり、「神様!子のこの行く末をよろしくお願いします」という気になったので、良かった。
きのう行ったのは、由緒正しきとはいえあまりはやってるとはいえないがそれほどわびしくもない神社で、まあよかったんじゃないでしょうか。
神主さんが祝詞を上げてる間、ゆう君は泣いてましたが、祝詞がすんで神主さんがゆう君の頭上で鈴を振り始めると泣きやみました。
で、鈴を鳴らし終わっておしまいかと思ったら、そうじゃなかった。
ここで赤ちゃんが元気よく泣いて、初宮参りは無事終了なのだそうです。
「う〜む・・・」
神主さんは腕組みして考えてました。
「さっき泣いてたから、まあええか・・・」
どうすべきか悩んでいるようであった。
「いや、やっぱり・・・」
神主さんは腕を伸ばして、ゆう君の鼻をつまむとぎゅ〜っとひねりあげた。
ゆう君はわ〜ん!と泣き出しましたよ。
「おめでとうございます」
神主さんは満足そうであった。