「我が人生最大の不思議」といっても、たいした不思議じゃないといわれそうです。
「我が人生最大の悲劇」は、初孫はなちゃんが、生後6ヶ月でロサンゼルスに行ってしまったことです。
これはこたえました。
泣きました。
こんな男の人生最大の謎なんてたかがしれてると思いますよね。
先日から書いてる、馬の話なんです。
乗馬クラブで、食事中の馬を部屋から引っ張り出す話。
それまで私がどうがんばっても引っ張り出せなかったのに、指導員に頼んだら楽々と引っ張り出した。
できないのは気合不足だと言われました。
それ以後、私にも楽々と引っ張り出せるんです。
実に不思議である。
今までは、「ダメかもしれない」「ダメだろうな」と思ってたんでしょうね。
それが、「できるはずだ」となったんでしょう。
今日も楽々と引っ張り出せました。
力なんかいらない。
「おい、行くぞ」と声をかけるだけです。
不思議である。
それまでだって、全身の力で、うんとこしょ!どっこいしょ!とがんばってたんですよ。
なんどもなんどもやったんですよ。
びくとも 動かなかった。
やはり気合が足りなかったんでしょうね。
もう少しの気合があれば、我が人生、どうなっていたであろうか。
天下を取れてたかもしれない。
世界征服も夢ではなかったかもしれない。
少し気合が足りないばっかりに、世界征服ははかない夢と消えてしまったのだと、しみじみと馬の顔を見つめる私であった。