きのうは乗馬。
先日書いた、お食事中の馬を部屋から引っ張り出す話の続きです。
私は、どうがんばってもお食事中の馬を引っ張り出すことができず、あきらめてたのに、指導員に頼んだら、苦もなく引き出してくれた。
そのとき、「気合が足りないんですよ」と言われました。
気合は入れまくってたつもりです。
私としては、最高レベルの気合を入れてたつもりです。
それでもだめだった。
さて、きのう。
例によって、馬はお食事の真っ最中であった。
よし!
やったるで!
気合満々で馬の首の下に肩をあてがって、よいしょっ!とやったら、なんと、あっさりいうことを聞くじゃありませんか。
そ、そーか。
やっぱり気合が足りなかったのか。(-_-;)
まあ、気合不足の人生を送ってきたという自覚はございますが、これほどとは思わんかった。
馬に見透かされるほどあからさまな気合不足であったのか。
これまで、いろんな人に出会ってきましたが、そんな風に見られていたのだな。
今からでもおそくない!
気合いを入れ直して生きていきますので、旧に倍しましてのご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
気合といえば、一昨日の葬式でも感心したことがあります。
宗派は臨済宗でした。
導師を務めたのは、かなり高齢のお坊さんでした。
読経が、なんだか弱々しい気がしました。
ご高齢のこととて、それはいいんですが、ちょっと心配になったのが、最後の、「喝!」です。
臨済宗の葬儀の最後の、「カ〜〜〜ツ!!」です。
このご高齢で、「大喝一声」は無理なんじゃなかろうか。
情けないことになるんじゃなかろうか。
弱々しい「か〜つ」では様になりませんよ。
ところがです。
私の心配を吹き飛ばすというか、あざ笑うというか、実に迫力ある「カ〜〜〜ツ!!」でございました。
さすが商売、い、いや、修業の賜物、立派なもんだと感心しました。