きのうは乗馬。
この二年ほど同じ馬に乗ってるんですが、この馬、馬体にさわると非常に嫌がる。
鞍を乗せるのを嫌がるのはわかるんですが、ブラシをかけるのも嫌がる。
とくに腹にブラシをあてると首を激しく振って怒る。
とにかくさわられるのがイヤ。
メスの若い馬ならわかるような気もするんですが、高齢のオスなんですよ。
なんで嫌がる?
で、一年ほど前から、鞍を乗せる前にマッサージしてやることにしました。
首筋をたたいたりもんだりしてやる。
首筋、長いですよ。
その長い首筋を、時間をかけて一生懸命マッサージ。
気持ちよさそうに、首をだら〜んと伸ばして、目を閉じてます。
そのうち、さわってもだんだん嫌がらなくなってきました。
私のことを、「よい人だ」と思ってくれたようです。
ちょっと気になってたのは、仕事の前のマッサージということです。
まったりといい気持ちになったところで、さあお仕事、というのもちょっとなあと思ってたんです。
先日、最終のレッスンで乗ることになりました。
最終レッスンが終わってからマッサージしてやったら最高ではなかろうか。
一日のお仕事が終わってまったりしてもらったらいいんじゃないでしょうか。
で、レッスン終了後、張り切ってマッサージにかかったんですが、ぜんぜんまったりしない。
首も伸ばさず、立てたまま左右に振って、なんだか嫌がってるみたいなんです。
おかしいなあと思いつつがんばって首をもんでやってたら、指導員が笑いながら、「若草さん、ダメですよ。この時間は早く馬房に戻ってエサを食べたいんですよ」というんです。
なるほどね。