若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

あべのハルカス

日本一の超高層ビルあべのハルカスに行ってきました。

このビルは、遠くからは何度も見てます。
奈良から大阪へ、近鉄電車に乗って生駒トンネルを出ると、大阪平野が見渡せます。

はるかかなたに、スポーンとそびえ立ってるのが、あべのハルカスで、高いです。
日本一かどうか知らんが、大阪平野一であることは、一目瞭然である。

近くで見ればどれほど高いかと思うのは素人の浅はかさで、入口で見上げたけど、日本一かどうかもわからんし、大阪平野一かどうかもわからんし、隣のビルより高いかどうかもわからんのであった。
宝の持ち腐れというか、高さの持ち腐れというか、気の毒であった。

あべのハルカス見物に行ったわけではありません。

展覧会を見に行ったんです。

まず、「ミラノ・ポルディ・ペッツォーリ美術館:華麗なる貴族コレクション」展。
これはおもしろくなかった。
むかしむかしの、それほど大したことのない画家の絵が多いのだと思います。

ボッチチェリの絵もあったんですが、解説に、「これがボッチチェリの絵だと言われて驚く方が多いでしょう」と書いてありましたが、ほんと、「ビーナスの誕生」などとは似ても似つかぬ古臭い絵でした。

鎧などもありましたが、興味ないのでパス。

もう一つは、「白日会展」。
美術予備校の先生が出品されてます。

写真みたいな写実絵画が多く、人気のある会です。
写真みたいな絵が多い中で、写真みたいじゃないふつうの絵を出品するのは勇気がいるだろうなと思います。

人気作家が多く、毎年混んでます。
今年も非常に混んでました。

混んでましたが、ほとんど高齢者であった。

会場が超高層だけに、客も超高齢だと感心したのであった。