今日は乗馬。
この暑さの中、馬に乗ると、へとへとです。
乗ってる間、はあはあぜいぜい。
それを見て指導員が言うんです。
「若草さん、走ってるのはお馬さんですよ!」
たしかに。
私は馬にまたがってるだけである。
それなのに、はあはあぜいぜい。
私が乗馬を始めた理由がそれです。
私は運動がきらい。
走りたくない。
歩きたくない。
じっとしてたい。
でも運動は大事だ。
運動したいけど、動きたくない。
そんなとき、「体験乗馬」というのがあったんです。
30分ほど馬に乗って、降りたらへとへとであった。
これだ!と思いました。
馬にまたがってるだけで、へとへとになる。
私にぴったりである。
そのとき乗馬クラブの人が言いました。
「乗馬に力はいりません。女性でも高齢者でもだいじょうぶです」
で、入会してしばらくすると、指導員が言いました。
「営業のものが、乗馬に力はいりませんと言ったと思いますが、それはウソです」
これは難しい問題です。
力はいるけど、無駄な力はいらないのだと思います。
私たちは、無駄に力を入れてるんだと思います。
ギターを習ってる時も同じようなことがありました。
指板を押さえるのに力がいる。
でも先生は、そんなに力を入れてはダメと言う。
無駄な力を抜くのが大切なことで難しいことなんですね。
さて、へとへとである。
倒れる寸前とは言えないでしょうね。
倒れる寸前の一歩手前の、三歩手前の、そのまた五歩手前、くらいかな。
けっこういい感じの倒れる寸前です。
これが倒れる寸前なら倒れるのもいいかなと思える。
自分でも何を言ってるのかわかりませんが、暑いからしかたない。