ときどき、私の脳に聞きたくなることがあります。
なぜこんなことをおぼえてるんだ?
なぜ今突然思い出すんだ?
で、唐突に、スカンジナビアです。
「思い出のスカンジナビア」というと、どんな感じですかね。
まあ、いい感じかな。
白夜とかフィヨルドとか。
私の、「思い出のスカンジナビア」は、暑い夏です。
中学一年の夏休みの宿題。
「模造紙に、スカンジナビア半島の地図を描く」
社会科のT先生は、なぜこんな宿題を出したのであろうか。
苦労しましたよ。
なんせ、スカンジナビア半島でっせ。
世界地図を広げて、スカンジナビア半島を見て、さっと描くというわけにはいかない。
タテ、ヨコ、線を引きまくって、複雑怪奇なフィヨルドを見てきたように描く。
まじめな中学一年生がひと夏がんばれば、かなりのものができますよ。
我ながら見事な仕上がりだと思いました。
スカンジナビア半島に見せたかった。
「おお!よく似てるなあ!」とほめてくれたと思います。
先生はほめてくれなかった。
なんのコメントもなかった。
先生は、なぜこんな宿題を出したのか。
今思い出して腹が立ってきました。
ひと夏かかったんですよ。
ああいう細かい作業が好きな子もいるでしょうが、私は、好かんじなびあ。(-_-;)