雨戸を電動にしました。
今までは、3枚の大きな雨戸を、「ガラガラピッシャ〜〜ン!ガラガラピッシャ〜〜ン!ガラガラピッシャ〜〜ン!」と、豪快かつ派手にやってました。
今度のは、「ス〜」です。
「ス〜」を期待して電動にしたんです。
「ス〜」だけしか期待してなかった。
ところが「製品」というのは恐ろしいもんで、進化するんですね。
5年もすればアッと驚くほど進化する。
この電動雨戸は、ピッシャ〜!と全面的徹底的に真っ暗気に閉まったり、ちょいと隙間を開けられたりする。
そして、停電の時は、これを引っ張れば手で開け閉めできる。
業者の人がいろいろ説明してくれるのを聞いて、電動雨戸素人の私は感心しました。
「このスイッチでタイマー設定ができます」というのには驚きました。
雨戸にタイマー?
いろいろ考えてくれるもんですなあ。
頼みもせんのに。
時間を設定しておくと、午前7時に自動的に開いて、午後5時半に自動的に閉まる。
わ!これは便利だ!とは思わんかった。
よ〜やる、と思った。
こういうことをしてると、そのうち人間も電動になる。
ロボットは人造人間ですが、そうじゃなくて電動人間。
タイマーをセットしとくと、朝6時にカチッとスイッチが入って自動的に目がさめる。
リモコンの「着替え」ボタンを押すと、自動的にパジャマから着替える。
「歩く」ボタンを押すと、自動的に歩き出す。
「走る」ボタンを押すと、ダーッと走り出す。
結構なことである。
結構なことではあるが、こういう時代が来たら、リモコンは絶対に手放してはいけないと思う。
誰かが面白半分に「走る」ボタンを押して、走らされたら大変である。
電動人間は便利だけど、リモコンをどうするか、大きな問題ですね。