今日は、新ノ口に、映画を見に行きました。
なぜ、奈良の田舎の新ノ口に見に行ったのか。
映画館の中も外も、人が少ないだろうと思ったんです。
中も外も少なかった。
帰りにラーメンを食べました。
大阪の、有名ラーメン店みたいでした。
外でラーメンを食べることはないので、有名かどうか知らんけど、奈良の新ノ口で、「大阪千日前の」と看板を出してるんだから、有名なんじゃないでしょうか。
入ると、広いのでびっくりしました。
さすが有名店、と感心しそうになったけど、ガラガラだったので感心するのはやめました。
若い女性店員が、「食券を買ってください」と言ったのでまたびっくりしました。
ラーメン店で食券とは思わなかった。
食券の自動販売機があるんですが、ラーメンの種類が多い。
ふつうのでいいんですけど、どれがふつうかわからない。
ふつうそうな名前を選びました。
おつりが出ないので、女性店員を呼びました。
「おつり」と書いたボタンを押すんだそうです。
なんでじゃ。
女性店員が、「カウンターの一番端にどうぞ」と言ったのでかっくんとなった。
ガラガラなんですよ。
テーブルはいくつも空いてるんですよ。
かっくんとなりつつ、カウンター席の一番端っこにすわった。
はし立てとか、しょうゆとか、ラー油とかが置いてあって、せまかった。
なぜ私をこんなとこにすわらせるんだ。
テーブルもカウンターも空いてるのに。
むっとしながら、食券をカウンターにバーン!とたたきつけた。
女性店員は、食券をチラッと見て、黙って立ってる。
なんじゃ!
よっぽどワシが気に入らんのかい!
ラーメンの素人となめとるな!
ムカッとしながら、食券を女性の方に押しやった。
彼女は、またちらっと眼をやって、「食券、お願いします」と、ふくれっ面である。
何が気に入らんのじゃ!客にふくれっ面するな!
「・・・これ、映画のチケットです」
あちゃ〜!