若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

歯科検診

数年前から定期的に、歯科検診を受けてます。

インプラント手術をしてから、維持管理が大事だ!と思ったんです。
先週、その健診の予約をしてあったのを忘れてすっぽかしてしまった。

予約しなおして、きのう行ってきました。

まず先生に謝りました。

「すっかり忘れてしまって申し訳ありません」
「いや、忘れるというのは、いいことですよ。歯に異常がないということですから」
「でも、脳に異常があるんじゃないかと」
「それはウチではアレなんで、認知症外来を紹介しましょう」

さて、私の歯は、自慢できるようなものでもないと思うんですが、自慢してもいいかもしれない。

十年ほど前、高校の同窓会で、大阪歯科大教授というN君のとなりにすわった。

顔を知ってるくらいの人なんで、適当に話をしてたら、N君が、私をじっと見て、改まった口調で、「キミ、いい歯してますね」と言ったんです。

世間話をしながらも、歯を観察してるのか。

大阪歯科大教授が、話の途中でわざわざほめてくれたんだから、自慢してもいいのかなとも思うんですが、とりあえずこの場をお借りしてご紹介だけ。

さて、私の自慢の歯、じゃなかった、自慢してもいいかも知れな歯の検診です。

いつも女性スタッフが、歯の磨き方とか色々指導してくれる。

「だいたいいいんですがねえ、下の前歯の裏がきれいにできてないですねえ」

そういわれると、くそ!と負けん気を出して、下の前歯を集中的に磨く。
次の検診で、「下の前歯はずいぶんよくなりました。がんばってもらったんですねえ。下はいいんですが、今回は奥が磨ききれてませんね」

果てしなき戦いという感じ。
歯をきれいにするというより、女性スタッフとの戦いみたいになってくる。
「今度こそぎゃふんと言わせてやるぞ!」

で、私が今使ってるのは、ふつうの歯ブラシ、歯間ブラシ、糸、なんという名前か知らんけど先にスポンジみたいなのがついた歯ブラシの4種類です。

この4種類を駆使して毎食後磨いてる。
よほどヒマじゃないとできませんよ。

女性スタッフは、歯磨き指導の時、手鏡を持たせる。

前回は、奥歯の磨き方を指導されました。

「ハイ、口を大きく開けて下さい」

自分で、ガバーッと口を開けている様子を見るのはあまりいいもんじゃないです。

「一番奥の歯を磨きたいんですが、ほら、歯ブラシが入りにくいですよね。では、下あごを右にゆがめて下さい。もっとです。もっとゆがめて。もっと大きく」

「これでいいですか」と聞いたつもりが、口が激しくゆがんでるので、「クリディイイディスカ」になってしまう。

「若草さんが口をゆがめてしゃべると、藤山寛美のあほ息子みたいですね」
「ほっといてちょーだい」

たしかに、口をゆがめると奥歯が磨きやすいです。
盛大にゆがめて磨き続けた甲斐あって、今回は、「ほぼ満点」とのことで気分良かった。(^_^)/