若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

砥部焼

焼き物にはくわしくないです。

テレビの、「なんでも鑑定団」が、私の焼き物知識のすべてです。
家内も似たようなもんです。

今日、家内がデパートへ行ったら、「焼き物フェア」みたいなのをやってた。

「ふむふむ、焼き物だな」と思って見てたら、係の女性が近寄ってきて、「これは、愛媛特産の砥部焼です」と説明を始めた。

「ふ〜ん」と思って聞いてたら、「愛媛では、砥部焼を冠婚葬祭のお使い物にするんです。だから、愛媛では、どのお宅にも砥部焼があります」と言ったので、「おお!」と電気が走ったそうです。

電気が走るのも無理はない。
だいぶ以前、愛媛の親せきから、香典返しに巨大どんぶりばちをもらったことがあるんです。

香典返しに「巨大どんぶりばち」とは?と不思議に思ってたんです。
不思議に思いつつ、長年使ってた。
とくに、そうめんを入れる器によく使ってた。

これです。

重いんです。
この、重くて巨大な鉢を、香典返しに送ってきた。

変わった家だと思ってたけど、愛媛県ではふつうのことだったんですね。
長年の疑問が一気にとけた。

今年もそうめんの季節です。
長年、「変わった香典返し」と思いながらそうめんを食べてたけど、今年からは、「愛媛特産、香典返しなどに最適の砥部焼」なのだと思って食べることができる。

そうめんがいっそうおいしく食べられると思うんですが、どうでしょう。