我が家とは何か。
私と家内が住んでる家です。
と思うんですが、どうなんでしょう。
現在5歳児のはなちゃんが生まれてすぐのことです。
パパが転勤でロサンゼルスに旅立った。
それから6ヶ月、はなちゃんは、ママといっしょに我が家にいた。
そして、6ヶ月後、我が家にいたはなちゃんとママは、ロサンゼルスに旅立った。
私と家内は、成田まで見送りに行きました。
成田から帰って、我が家を見てガクゼンとした。
はなちゃんがいない我が家は廃墟であった。
墓場と言ってもよろしい。
火をつけても燃えないだろうと思いました。
それほど湿気てた。
さて、先週の土曜日から、はなちゃんとことちゃんが我が家に来てました。
で、ゆうちゃん、あきらくん、しょうちゃんも来てました。
きのう、はなちゃん、ことちゃんが神戸に帰りました。
そして誰もいなくなった。
いや、私たちはいるんですが、孫がいなくなった。
孫がいなくなると、すっきりしますね。
折り紙やクレパスや色鉛筆やミニカーや人形やわけのわからん色とりどりのプラスチックや投げ散らかされたクッションを片付けると、我が家はすっきりしたもんです。
わいわいキャーキャーという声も聞こえないし、ピーピープープーというリコーダーも聞こえない。
すっきり静かだけどさびしいといえばさびしい。
困ったもんである。