若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

『麗しのサブリナ』

Mくんから借りたDVDを見ました。

Mくんとは40年来の付き合いで、はじめは、LPレコードを交換してた。
そのうち、CDやVHSテープを交換するようになって、今はDVDです。

色々交換してますが、日記は交換してません。
このトシで、日記を交換してたら気持ち悪いかな。

きのうは、貸してもらったDVDの中から、ウディ・アレン監督主演の映画、『なんとかアフロディティ』を見ました。
知らない映画でした。

「なんとか」がなんだったか、おぼえてません。

おもしろかったです。
「大人のおとぎ話」という感じで、よくできた映画だと思いました。

で、今日は、オードリー・ヘップバーンの、有名な『麗しのサブリナ』を見ました。

見ました、じゃないですね。
30分ほど見て、やめました。

なんですか、この映画は?

最近、トシのせいで根気がなくなってます。
見始めて30分でやめることは少なくないです。

が、これほどきっぱりやめられる映画も珍しい。

出演者、お話、何の魅力もない。
魅力がないというより、イヤな感じ。

で、アマゾンでの評価を調べました。

日米英で調べました。

なんたることか、評価が高い。

ふ〜ん。
こんなシロモノをいいと思う人が多いのか。
世の中、わからんもんですね。

出演は、オードリー・ヘップバーンハンフリー・ボガート、ウイリアムホールデンという、三大ハリウッドスターです。

ヘップバーンの「恋」(?)の相手が、ハンフリー・ボガートと、ウイリアムホールデンというのがまず気色悪い。

ボガートさんは、どうひいき目に見ても単なるガンコ爺さんだし、ホールデンさんは、どうひいき目に見ても単なる遊び人の完全なるバカオヤジです。

それに心を惹かれるヘップバーンさん、単なるバカ娘としか思えない。

1954年の作品ですが、このころは、ハリウッドスターだったらなんでもよかったんでしょうね。

大スターかなんか知らんけど、単なるバカ娘、単なるバカ爺、単なるバカ親父が、激しくしつこくからみあうんだから、たまりません。

Mくんは、時々こういうのを貸してくれます。

私もです。
自分で見て、「こんなくだらん映画はない!」と思ったのを、Mくんに見せるんです。

自分だけ、しょうもない映画を見るのはくやしいからMくんに見せる。
ときどき「おもしろかった」というのが不思議です。