インターネットのすごいとこは、タダでいろいろ知ることができるということだと思います。
タダではないかな。
でもタダみたいなもんです。
世界中の画家の作品を見ることができる。
すごいです。
たとえば、アメリカの人が、アメリカの画家の作品を紹介してる。
21世紀、20世紀、19世紀、18世紀。
ものすごい数の画家を紹介してる。
すばらしい。
また、たとえば、ロシアの人が、世界の画家を紹介してる。
すばらしい、と言いたいけど、ロシア語で紹介してるので、たいしてすばらしくない。
いや、私にとってはたいしてすばらしくないので、ロシア語がわかる人にはすばらしいと思います。
で、アメリカの人が、ものすごい数のアメリカの画家を紹介してるのを見て、いい絵って、少ないなと思います。
当たり前ですね。
数少ない、気になる画家のことを知りたくなると、アマゾンです。
その画家に関する本が出てないか調べる。
アメリカってすごいなと思うのは、「知られざる画家」に関する本がけっこう出てるんです。
なんか知らんけど、余裕があるんですね。
エリザベス・スパーホウク・ジョーンズさんは、忘れられた画家ということです。
気になるので、彼女の伝記を買いました。
日本でいうと、明治時代、梅原隆三郎と同じころの生まれです。
無茶苦茶うまかった。
天才少女登場!
二十歳過ぎから、アメリカ画壇で評判だった。
無茶苦茶うまい!
そこへ、気の毒なことに、ピカソ登場。
うまく描いてどーする?ということになっちゃった。
大変だったと思います。
そういうことがいろいろ書いてある。
さて、彼女のお父さんが亡くなるんですが、墓場のことが出てきます。
お父さんが葬られた墓地は、当時のアメリカでは画期的な墓地だった。
宗派を問わない。
宗派というのは、仏教とかヒンズー教でもいいということじゃなくて、長老派でもメソディストでもクエーカーでもいいということだと思います。
長老派とメソディストとクエーカーのちがいは知りませんが。
宗派を問わないばかりか、民族も問わない。
宗教も問わない。
進んでますなあ。
そして、この墓地が、当時のほかの墓地とくらべて一番進んでたのは、自殺した人でも埋葬できたということだそうです。
ふ〜ん。
そうなんや。
わけわからんけど、そうなんや。