「!」は、びっくりマークですね。
びっくりしたときに使うんだと思いますが、びっくりさせたいときに使われることも多いし、わけわからん使いかたも多いと思います。
今朝、新聞の書籍広告欄を見てたら、「!」が多いので、「!」「?」でした。
『うつ・不眠は脳の抗老食でスッキリ解消!』
『みんなが知りたかった!マイナンバーで損する人得する人』
こういう使い方が基本ですね。
『知って得する!国・自治体からこんなに!もらえるお金大全』
「こんなに!」という使い方はちょっと新鮮かな。
『脊椎動物の比較解剖学』という本の宣伝文句は、「比較解剖学の世界的名著、待望の日本語版!」となってます。
お待たせしました!というか、やりました!というか、まあ、気合を感じさせる「!」です。
今日見た中で一番わけがわからんかった「!」はこれです。
『ゴムの有限要素法の学び方!』
ここの「!」はなんですか?
「ゴムの高分子材料としての特徴と有限要素法で使われる超弾性体について説明する」本だそうです。
私の感覚では、『ゴムの有限要素法の学び方』のほうが、かたい学術書という感じです。
「!」のせいで軽く感じられる。
軽く感じさせて、買ってもらおうというのでしょうか。
それはともかく、こういう本は好感が持てます。
浮世離れしてる。
いや、ちがいます、私から遠く離れてる。
離れすぎてて、わからなくてもいい、知らなくていいと思えるので気分がよろしい。
いや、ちがうかもしれない。
私のパンツのゴムは、「ゴムの有限要素法」の研究の成果かもしれない。
離れすぎてるどころか、「ゴムの有限要素法」は私に密着してるのかもしれない。
「ゴムの有限要素法」のおかげで、きつすぎず、ゆるすぎず・・・。
いや、やめておこう。
物事を真剣に考えすぎるのは私の悪いクセです。