先日は、「ガ〜ン!」でした。
やっとこさで決まった自治会の書記の女性が、名古屋に引っ越すことになってしまった。
えらいこっちゃ。
後任探しに走り回って、やっとこさ引き受けてもらうことができてほっとしてるとこです。
さて、近隣の五つの自治会で連合会を作ってます。
各自治会から会長副会長が集まるんです。
さてさて、昨年末から、各自治会では、会長副会長はじめ、28年度役員の壮絶な押し付け合い逃げ合いが繰り広げられていたのであった。
その激しい闘争に敗れて各自治会の28年度会長副会長の座に引き据えられた者たちが、きのうはじめて一堂に会した。
ウチの場合、私が、「ボクさえ我慢すれば自治会はまあるく収まるんだ」ということで何とか片付いた
他は丸く収まらなかった。
無理やりに収めたというか収めそこなったというか、たとえば○丁目のばあい、会長が34歳の若者に押し付けられた。
感じのいい若者で、やらねばならぬ!という意気が感じられて好感が持てた。
しかし、意気だけではどうしようもないことがある。
毎月第2火曜の午前8時半から11時まで公民館に出てくることができますか。
できませんよね。
会長ができない場合、副会長が補佐すればいい。
さて、○丁目の副会長は?
87歳、杖をついて足を引きずった女性であった。
となりに80歳くらいの女性がいたので、どういう役職か聞いたら、「付添で来ました」とのことである。
どこで、「ガ〜ン!」となっていいのかわからないが、とにかく、○丁目に「ガ〜ン!」でしょう。
会議の途中で、ある副会長が、私の方を見て、「ちょっとよろしいですか」と声をあげた。
「話しをさえぎって申し訳ないんですが、ちょっと確認しておきたいので。先ほどからお話を伺ってますと、アレですか、若草さんは、この、二年連続でですね・・・自治会長をですね、引き受けられたというように受け取ったんですが・・・そういうことなんでしょうか」
「そういうことなんですよ。えらいでしょ」と言ったら、「うふ」と笑ってました。
皆さん、私のことを気持ち悪そうに見てました。
敗者たちの中で、一人優越感に浸る私であった。