先日モデルになってもらったNさんから電話。
絵が届いたというお礼の電話です。
この絵です。
ご本人の感想は、聞きたいような聞きたくないような。
聞きたくないというより、聞いてもまあしかたない。
ほめるしかないでしょう。
「よく似てます」「感じが出てます」「きれいに描いていただいて」
こんなとこですね。
美術予備校の先生だと、似てるも感じもなく、「この僧帽筋の表現ですが」ということになります。
例外もありますよ。
家内の父を描いたときです。
80歳くらいだったかな。
10歳くらい若く描いたつもりでした。
家内も、「おとうちゃん、10歳くらい若く描けてるわ」と言いました。
しかし、本人の反応は・・・。
「じじむさい顔やなあ!わし、こんなじじむさい顔してるんか!?」
これほど率直な感想はめったに聞けるもんじゃない。
さてNさんに感想を聞いてみました。
「どうでしたか。気に入ってもらえたらいいんですが」
「はい、バックの色と、額縁がとてもいい感じで・・・」
これって、婉曲?率直?
婉直か。