きのうは、10時から近所の幼稚園の入園式、11時半から老人会総会。
かけもちです。
自治連合会長、忙しいです。
連合会長として来賓のあいさつで、「さきほど入園式でかわいい子供たちの顔を見た後、ここでは皆さんの・・・」と憎まれ口は、受けるかと思ったけど受けなかったのは残念であった。
この会の平均年齢85歳というんですから、入園式とは80年の差でございます。
創立50周年ということで、会長が創設時の苦労話を30分。
声を張り上げての大演説には感心しましたが、30分は長いと思いました。
ほかにも長いと思った人はいるようで、ぼそぼそ話し声が聞こえましたが、そっちを向いて会長が一喝!
「そこ、うるさい!」
演説再開、しばらくすると、またぼそぼそ話し声。
またも会長一喝!
「そこ、うるさい!黙って聞きなさい!」
演説再開、またぼそぼそ。
「そこ、うるさい!静かに聞けないのなら外に出なさい!」
この会長、元校長先生だそうです。
演説終了後、司会者が、「次に、会長から、新役員の紹介がございます」
会長は、「え〜っと・・・役員は・・・だれやったかなあ・・・ま、去年とおなじです!」とあっさり片付けた。
それから27年度活動報告、28年度活動計画、会計報告、予算案報告などがあって、やっと乾杯かと思ったら、その前に全員で合唱。
「青い山脈」と「ふるさと」です。
一曲目のカラオケ前奏が流れるのを聞いて、私は、これはずれるな、と思いました。
この速いテンポに、60人の高齢者がついて行けるはずがない。
きっと遅れるにちがいない。
予想通り、ずれずれでした。
ヤマハに通っていたころの、Y森さんを思い出しました。
Y森さんのずれずれぶりを鮮やかに思い起こさせる激しいずれ方でした。
不思議なことに、歌詞の一行目、二行目、三行目はずれるのに、最後の四行目はぴったり合うんです。
このあたりも、Y森さんを鮮やかに思い起こさせます。
ずれては合い、ずれては合いしながら「青い山脈」終了。
次の「ふるさと」のゆったりした前奏が流れ出したとき、これもずれるな、と思いました。
「青い山脈」の速いテンポが皆さんの頭に残っているはず。
今度は歌が速すぎてずれるはず。
予想的中。
これまた激しくずれました。
歌い終わってるのに伴奏は続くという、今は亡きY森さんの得意技を思い起こさせる「ふるさと」でした。
そんなわけで、きのうは、幼稚園の入園式、老人会総会兼Y森さんを偲ぶ会と、充実した一日であった。