この年になると、見えにくくなるし手はふるえるし、積み木遊びがむずかしくなってきたというような情けない話じゃありません。
積み木を描くのがむずかしいという情けないお話です。
「積み木を持つしょうちゃん」を描きはじめました。
描きはじめて2、3時間でほぼ完成という、めったにないラッキーな絵です。
問題は、しょうちゃんが持ってる積み木です。
なんかおかしいと思うんです。
こういう「器物」というのはむずかしいです。
正確に描かなければならない。
果物なんかラクですよ。
「写実的に」と言っても、見たままの形に描けなくてもだいじょうぶ。
三角のリンゴなんかダメですけど、目の前のリンゴと少々形が狂っててもだいじょうぶ。
「こんなリンゴだったんです」と言えます。
積み木はそうはいかない。
ちゃんと平行線を引かなければならん。
角度もあってなければならん。
簡単単純なことですが、私にはむずかしい。
よく見てよく計って描けばいいんでしょうが、むずかしい。
見れば見るほどわからなくなる。
この積み木、切り口は正方形なんですが、長方形みたいになってしまった。
角度も・・・。
う〜ん・・・美術予備校の先生に見てもらおう。