女性に向かって、「外人体型ですね」というのは、どんな感じでしょうか。
顔が小さくて足が長くてバストとヒップが立派である、というようなとこですか。
「外人」にもいろいろあるけど、とりあえずそう思ってしまうのが後進国日本の悲しさである。
今日は美術予備校。
社会人クラスの私と同年配女性Aさんは、去年に続いて、ご自分の日本舞踊姿に挑戦。
前回は顔のアップでした。
日本舞踊本番用に化粧したAさんの顔をAさんが油絵で描いた自画像を見て、これがAさん、とわかる人は、まあいないでしょうな。
それにこりてと言うかそれにこりずにと言うか、今回は、「日本舞踊キメポーズ全身像」に挑戦です。
桜の小枝を肩にしたAさんが、舞台中央で腰を少し落として、斜め後ろを振り返って流し目という、典型的徹底的日本舞踊キメポーズ。
Aさんのデッサンを見た先生は、「う〜ん」とうなりました。
「これ、外人体型です、頭をもっと大きくしましょう」
私も心のなかで「う〜ん」とうなった。
外人体型でもべつにいいんじゃないでしょうか。
Aさんが、すなおに大きく描きなおしたのを見た先生は、「うん、いいですね。顔は、うんと美人に描いて下さい」
そ、そうなんですか。
美術予備校では、顔より体型の正確さが重視されるんですね。
↓模写。
ほぼ完成、とのことです。
来週は、服の毛羽立ちなんかを描いて完成予定ですが、どうなるでしょうか。