3歳児あきらくんは、今年から幼稚園年少さんです。
今年からですが、兄のゆうちゃんの送り迎えに付き合って、幼稚園には三年通ってます。
今年で四年目です。
一番の古株と言ってもいいでしょう。
今日、あきらくんが、「ボクが世界で一番きらいな人はねえ・・・」と言い出したので、ちょっと緊張しました。
あきらくんは、オープンというかフレンドリーというか、子供らしい子供です。
「世界で一番きらいな人」という言葉自体があきらくんには似合わないと思うんですが、次を聞いてびっくりしました。
「ボクが世界で一番きらいな人はねえ・・・副園長先生」
えっ!
ふ、ふ、副園長先生!?
副園長さんは、「幼児教育一筋」と言った感じの、頼りになりそうな女性なんです。
「ええ〜〜っ!?!?!?副園長先生!?!?あきらくん、どうして副園長先生がきらいなの?」
あきらくんの顔に戸惑いの表情が浮かんだ。
困惑してますね。
「・・・あのね・・・あのね・・・ボクが世界でいちばんきらいなのはね、フック船長」
フック船長!?
ピーターパンのフック船長ですか!?
副園長じゃなくてフック船長!
幼稚園年少さんの頭の中を垣間見た気がいたしました。