若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

引き揚げ者

分館に行きました。

分館の利用者はお年寄りが多いです。
話が長いです。

お年寄りの話は聞いてあげた方がいいです。
時間があれば。

あるグループの代表Aさんがいた。

Aさんのグループは、数年前、この分館を利用するのをやめた。
そのとき、Aさんは、「こんな分館に将来はない!」と言って、A4の紙数枚の「糾弾書」をたたきつけて行ったそうです。

去年復帰したんです。

その時のことを知ってる人たちから、「うるさがたですよ。すぐかみついてきますよ」と注意されました。

だいじょうぶ。
うるさくてもかみつかれても気にならない。
カネさえ取られなければ平気です。

復帰してしばらくして、Aさんから「要望書」を手渡された。

ムリな話だったので、「ムリです」と書いた返事を手渡した。
その時いろいろ話したけど、かみついたりうるさかったりということはなかったです。

今日のAさんは、私の顔を見て、何か話がしたいような雰囲気でした。
で、お聞きしましょうか、というような雰囲気をかもしだしてみた。

にこっと笑って首を傾げたんです。

にこっと笑って首を傾げた私を見て、Aさんは、「わたし、85歳なんです」と言った。

「わたしは引揚者なんです。着の身着のまま満州から・・・」

長くなりそうだな〜と思いました。

高齢者の話は聞いてあげるもんですよ。
時間があれば。