今日は、お盆の休みですが、公民館保険のことで公民館分館に出勤。
分館で活動してる90歳女性Aさんが、分館からの帰りに溝に落ちて骨折したんです。
で、公民館保険を請求ということになったんですが、Aさんは耳が遠くて話がちょっと通じにくい。
そこで、グループの世話役の88歳女性Bさんが、間に入ってサポートしてくれてるんです。
88歳が90歳をサポートという、まあ、このあたりではそう珍しくもないことです。
Aさんが記入した書類を持ってきた。
「記入日」が、「2012年8月14日」になってたほかは、問題ありませんでした。
分館の事務室で、Aさん、Bさんと雑談。
耳の遠いAさんですが、こっちが大きな声を出して、ややこしい話でなければ通じます。
お二人とも、三十年ほど前に自治会長を経験したという話にびっくりしました。
二人で、町内のうわさ話。
あそこの奥さんが亡くなった、あっちの奥さんもなくなった。
ご主人が一人残って気の毒である。
娘さんが毎日のように通ってきている。
男が残ると、子供たちも大変である。
AさんもBさんも、早くにご主人を亡くしてます。
早くにと言っても、お二人の年齢から言って、まあ、そこそこですよ。
女が一人残っても、べつにどうということはない。
男が残ると大変だ。
気の毒だ。
さびしい。
みじめだ。
お二人で大いにもりあがった。
そして、Bさんが私を見て、「男の人が先に行くのがいいようですね」と言った。
Aさんは、にこにことうなずいた。
88歳と90歳コンビのお話は説得力がありました。