公民館分館長の仕事も3月までです。
分館でいろんな会議が開かれます。
折りたたみの机を用意する。
積み重ねてあるのを出して組み立てる。
会議がすんだら畳んで積み重ねる。
これ、けっこうしんどいです。
先日、高齢者グループの人から、「机を用意するのがしんどい」と言われた。
この地域は現在「超高齢化」の真っ最中です。
積み重ねるタイプじゃなくて、車つきの折りたたみ机に変えた方がよさそうです。
しかし、カネがかかるし、机を使うのは一部の人です。
館長の任期切れのどさくさにまぎれてやってしまった方がいいかもしれない。
自治会の仕事をするようになって、「超高齢化」を実感します。
ウチの町会は、平成17年には人口890人。
それが、私が会長になった平成27年には人口810人。
1割減ってる。
我が家は、ここに引っ越してきた二十数年前は7人家族で、その後私の両親が亡くなり、子供たちが独立して今や夫婦二人です。
町内で80人減ってもおかしくない。
年齢別に調べたら、10代、20代、30代、40代、50代、60代、70代、ぜ〜んぶ減ってる。
すべて減ってるのに、80代以上は、90人ほどから130人ほどに増えてる。
5割増加です。
85歳以上で見ると、平成17年で26人、現在81人。
3倍です。
数字を見ないとわからない。
よく、数字だけ見てもわからないというけど、そんなことない。
しかし、数字だけ見てては、分館の机を入れ替えようという気にはならない。
分館にエレベーターが必要だという気にもならない。
分館の事務所に座って、足を引きずってやってくる利用者の方々を見てると、エレベーターという気になる。
要介護じゃなくて総介護時代でございます。