若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

遭難

山で3人亡くなってます。

すべり落ちたらしい。

山のことは全然知りません。
登山というと、「山登り」だと思います。
山登りというと、山道をえっちらおっちら歩くことだと思います。
登山家というのは、足の丈夫な人と思ってました。

身近な本格的登山家というと、仕事の関係で知ったAさんです。
松下電器に勤めてたんですが、ヒマラヤ登山隊に参加するために会社を辞めた。
ヒマラヤにそなえて訓練中に痔になってしまって、会社まで辞めたのにヒマラヤに行きそこなったという気の毒な人です。

さて、今回亡くなったかたたちが、ロープで体をつないでたというので、ヘンなことするなあと思いました。

ひとりすべり落ちたら、全員すべり落ちるんじゃないですか。
なんで数珠つなぎで登る?

インターネットで調べてみました。

いろんなことが書いてある。
登山というのは、えっちらおっちら歩くんじゃなくて、いろいろ難しい技術がいるようです。

知らんかった。

ロープで体をつなぐのも、いろんなやりかたがあるようです。

ただつないでればいいというもんじゃないようです。
時と場合によってつなぎ分ける。

なるほど!そういうことか!と感心してたら、登山家でも、「体をつなぐなんて古い!そんなあほなことをしてはダメだ!」と書いてる人もいる。

よくわからん。

初心者はベテランに連れて行ってもらうべきだという人もいれば、「連れて行ってもらうという考えがダメだ!」という人もいる。

山登りは危険を承知の上のことだから、登山で死ぬのは全部自殺だと書いてる人ともいる。

最近素人が増えて困る、巻き添えになったらばからしいから、素人の多い山にはいかないという人もいる。

山の遭難についていろんな人がいろんなことを書いてる。

どれを読んでも、なるほど!と思ってしまう。

登山家名言集というのがありました。

名言か謎言かわかりませんが、こういうのもありました。

「高い山から落ちて死ぬのはみじめだけど、高い山に登れないのはもっとみじめだ」